海外のカフェで注文するときや、輸入されたコーヒー豆の説明を読むときは、英語のコーヒー用語を知っていると便利です。基本語を覚えておけば、飲みたいメニューや好みの味も伝えやすくなります。
ただし、日本で使われる「ハンドドリップ」「アイスコーヒー」「コーヒーフレッシュ」などは、英語圏でそのまま通じるとは限りません。同じ英語でも国や店舗によって意味やレシピが異なる場合があります。
この記事では、注文、豆、産地、精製、焙煎、抽出、味、器具に関するコーヒー用語を英語で紹介します。短い例文も掲載するので、海外旅行や英語の商品説明を読むときに活用してください。
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- 基本的なコーヒー用語を英語で表すと?
- カフェやコーヒー店を表す英語
- カフェで注文するときに使う基本英語
- ホット・アイス・サイズを伝える英語
- ブラックコーヒーを注文するときの英語
- 濃さや量を調整するときの英語
- カフェインに関する英語表現
- ミルクや甘さを変更するときの英語
- エスプレッソ系メニューの英語
- ミルク入りコーヒーの英語用語
- コーヒー豆の種類に関する英語
- 産地や農園を表す英語
- シングルオリジンとブレンドの英語
- コーヒー豆の精製方法を表す英語
- 焙煎に関する英語用語
- 焙煎工程で使われる英語
- コーヒーを挽くときの英語用語
- コーヒーの抽出に関する英語
- 抽出状態を説明する英語
- ドリップ器具の英語名称
- ミルやグラインダーの英語名称
- エスプレッソ器具の英語名称
- コーヒーの味を表す英語
- 香りや風味を表す英語
- 口当たりを表す英語
- コーヒーの評価やテイスティング用語
- 保存や鮮度に関する英語
- 英語の商品パッケージでよく見る表現
- 日本語と英語で意味がずれやすいコーヒー用語
- 英語でコーヒーの好みを伝える例文
- 海外のカフェで役立つ英語フレーズ
- コーヒー用語の英語に関するよくある質問
- まとめ|コーヒー用語を英語で覚えて注文や抽出に役立てよう
基本的なコーヒー用語を英語で表すと?
コーヒーは「coffee」
飲み物全般を指すcoffeeは基本的に数えない名詞です。『I like coffee.』で、コーヒーが好きだと伝えられます。
コーヒー豆と粉の言い方
豆はcoffee beans、挽いた粉はground coffeeです。coffee groundsは抽出後のかすを指すこともあります。
コーヒーを淹れるは「make」または「brew」
日常会話ではmake coffee、抽出作業を表すならbrew coffeeが自然です。一杯ならa cup of coffeeと数えます。

カフェやコーヒー店を表す英語
カフェは「café」または「cafe」
英語ではアクセント記号を省いたcafeも一般的です。軽食も提供する店を幅広く表します。
コーヒーショップと焙煎店
コーヒー中心の店はcoffee shop、焙煎設備を持つ店はcoffee roasteryと呼ばれます。
バリスタと焙煎士
baristaは抽出や接客を担当する人、coffee roasterは焙煎士です。roasterは焙煎機や会社を指す場合もあります。

カフェで注文するときに使う基本英語
「コーヒーをください」の言い方
『Could I have a coffee, please?』または『I’d like a coffee, please.』が丁寧で自然です。
店内と持ち帰りの言い方
店内はFor here、持ち帰りはTo goです。英国ではtakeawayもよく使われます。
注文を終えるときの言い方
『That’s all, thank you.』で以上ですと伝えられます。聞き返すときは『Could you say that again?』を使います。

ホット・アイス・サイズを伝える英語
ホットとアイス
温かいコーヒーはhot coffee、冷たいコーヒーはiced coffeeです。ice coffeeよりiced coffeeが一般的です。
サイズの伝え方
small、medium、largeが基本ですが、店舗独自の名称もあります。分からなければ『Which one is medium?』と確認します。
氷の量を調整する
氷少なめはLess ice、氷なしはNo ice、多めはExtra iceです。氷を減らしても飲料量が増えるとは限りません。

ブラックコーヒーを注文するときの英語
ブラックは「black coffee」
『I drink my coffee black.』でブラックで飲むと伝えられます。砂糖の有無は解釈が分かれる場合があります。
ミルクと砂糖なしを伝える
ミルクなしはwithout milk、砂糖なしはwithout sugarです。両方不要なら『No milk or sugar, please.』が明確です。
別添えを頼む
ミルク別添えはMilk on the side、砂糖別添えはSugar on the sideと伝えます。

濃さや量を調整するときの英語
濃い・薄いの表現
濃いコーヒーはstrong coffee、薄いコーヒーはweak coffeeです。strongはカフェイン量ではなく味や濃度を指すこともあります。
お湯やミルクを調整する
お湯を増やすならadd more hot water、ミルクを減らすならless milkと頼みます。
追加ショットを注文する
『A latte with an extra shot, please.』で、エスプレッソショットを1杯追加できます。

カフェインに関する英語表現
カフェインとデカフェ
カフェインはcaffeine、デカフェはdecafです。『Could I get that decaf?』でデカフェへ変更できるか尋ねられます。
表示や選び方は、ノンカフェインコーヒーとデカフェの違いでも詳しく解説しています。
カフェイン入りとハーフカフェ
カフェイン入りはcaffeinated、通常豆とデカフェを半分ずつ使うものはhalf-cafと呼ばれます。
カフェイン量を尋ねる
『How much caffeine does this have?』で含有量を尋ねられます。デカフェでも完全にゼロとは限りません。

ミルクや甘さを変更するときの英語
牛乳の種類
全乳はwhole milk、低脂肪乳はlow-fat milk、無脂肪乳はskim milkまたはnonfat milkです。
植物性ミルク
豆乳はsoy milk、オーツミルクはoat milk、アーモンドミルクはalmond milkです。変更料金も確認しましょう。
シロップを調整する
少なめはLess syrup、なしはNo syrup、追加はExtra syrupです。味を指定するならvanilla syrupなどを加えます。

エスプレッソ系メニューの英語
エスプレッソとショット
espressoは少量の濃いコーヒーです。1杯分はsingle shot、2杯分はdouble shotと呼ばれます。
アメリカーノとラテ
Americanoはエスプレッソにお湯を加え、latteはエスプレッソに多めのスチームミルクを合わせます。
メニューの特徴やカフェオレとの違いは、カフェラテの特徴と作り方も参考にしてください。
カプチーノとモカ
cappuccinoはスチームミルクとフォームを使い、mochaはチョコレートを組み合わせます。比率は店舗により異なります。

ミルク入りコーヒーの英語用語
フラットホワイトとマキアート
flat whiteはきめ細かなミルクを使い、macchiatoは伝統的にはエスプレッソへ少量のミルクを加えます。
コルタードとカフェオレ
cortadoはエスプレッソと少量の温めたミルク、café au laitは一般にドリップコーヒーと温めたミルクを使います。
フォームとスチームミルク
泡はmilk foam、蒸気で温めた牛乳はsteamed milkです。泡多めはExtra foamと頼めます。

コーヒー豆の種類に関する英語
生豆と焙煎豆
焙煎前はgreen coffee beans、焙煎後はroasted coffee beansです。freshly roastedは焙煎したてを表します。
アラビカ種とロブスタ種
ArabicaとRobustaは代表的な分類です。風味は品種だけでなく、産地、精製、焙煎、保存でも変わります。
品種と収穫時期
品種はvarietyまたはcultivar、収穫時期はharvest seasonです。商品にはVariety: Bourbonのように表示されます。

産地や農園を表す英語
産地と生産国
産地はorigin、生産国はcountry of originです。originは地域や農園まで含めて使われる場合があります。
農園と生産地域
農園はcoffee farm、単一農園はsingle estate、生産地域はgrowing regionまたはregionです。
標高の表し方
標高はaltitudeまたはelevationです。m.a.s.l.はmeters above sea levelの略で、海抜何mかを示します。

シングルオリジンとブレンドの英語
シングルオリジン
限定された産地由来のコーヒーはsingle-origin coffeeです。範囲は国、地域、農園、ロットなど商品によって異なります。
ブレンドとハウスブレンド
複数の豆を組み合わせるものはcoffee blend、店の定番はhouse blend、季節限定はseasonal blendです。
スペシャルティコーヒー
米国式ではspecialty coffee、英国式ではspeciality coffeeとも綴ります。単に高価という意味ではありません。

コーヒー豆の精製方法を表す英語
ウォッシュドとナチュラル
果肉を除いて水洗いする方法はwashed process、果肉付きで乾燥させる方法はnatural processです。
ハニーとパルプドナチュラル
粘液質を残して乾燥させる方法はhoney processです。はちみつを加える意味ではありません。pulped naturalも近い工程を指します。
嫌気性発酵
酸素を制限して発酵させる工程はanaerobic fermentationです。容器、時間、温度などは生産者によって異なります。

焙煎に関する英語用語
焙煎と焙煎度
焙煎はroasting、焙煎度はroast levelです。roastは名詞、動詞、焙煎度の表現に使われます。
浅煎り・中煎り・深煎り
浅煎りはlight roast、中煎りはmedium roast、深煎りはdark roastです。区分は店によって差があります。
焙煎日の表示
焙煎日はroast dateまたはroasted onです。品質期限を示すbest beforeとは異なります。

焙煎工程で使われる英語
予熱と投入温度
焙煎機の予熱はpreheating、生豆を投入するときの温度はcharge temperatureです。
一ハゼと二ハゼ
焙煎中の最初のはじける音はfirst crack、さらに進んだ段階の音はsecond crackです。
焙煎時間と冷却
焙煎時間はroast time、焙煎後に豆を冷ます工程はcoolingです。豆を釜から出すことをdropと呼ぶ場合もあります。

コーヒーを挽くときの英語用語
豆を挽くと挽き目
豆を挽くはgrind coffee beans、挽き目はgrind sizeです。『Could you grind these beans?』で依頼できます。
粗挽きと中挽き
粗挽きはcoarse grind、中挽きはmedium grindです。使用する器具を伝えると適した粒度を選んでもらいやすくなります。
細挽きと極細挽き
細挽きはfine grind、極細挽きはextra-fine grindです。エスプレッソやターキッシュコーヒーなどに使われます。

コーヒーの抽出に関する英語
抽出とハンドドリップ
抽出作業全体はbrewing、成分の抽出はextractionです。ハンドドリップはpour-overが自然です。
浸漬式と蒸らし
粉を湯へ浸す方法はimmersion brewing、ドリップ開始時の蒸らしはbloomです。
蒸らしの考え方は、フレンチプレスの蒸らし時間と抽出方法でも確認できます。
時間・温度・比率
抽出時間はbrew time、湯温はwater temperature、粉と湯の比率はbrew ratioまたはcoffee-to-water ratioです。

抽出状態を説明する英語
過抽出と抽出不足
過抽出はover-extraction、抽出不足はunder-extractionです。味だけでなく挽き目や時間も合わせて判断します。
抽出液量と濃度
完成した液量はbeverage yield、飲み物の濃度はstrengthです。エスプレッソではyieldが重量を指すこともあります。
TDSと抽出収率
TDSは飲み物に溶けた成分割合、extraction yieldは粉からどれだけ成分を取り出したかを示します。

ドリップ器具の英語名称
ドリッパーとフィルター
ドリッパーはcoffee dripperまたはpour-over dripper、紙フィルターはpaper filterです。
サーバーとケトル
サーバーはcoffee carafe、細口ケトルはgooseneck kettleです。coffee serverでも通じる場合があります。
スケールと温度計
コーヒースケールはcoffee scale、温度計はthermometerです。タイマー付きはwith a timerと表現します。

ミルやグラインダーの英語名称
手挽きと電動
コーヒーミルはcoffee grinder、手挽きはmanual grinder、電動はelectric grinderです。
刃の種類
臼式の刃はburrs、プロペラ式はbladesです。臼式グラインダーはburr grinderと呼ばれます。
粒度を調整する
粒度調整はgrind adjustmentです。細かくするならadjust finer、粗くするならadjust coarserと表現します。

エスプレッソ器具の英語名称
マシンとポルタフィルター
espresso machineへ取り付け、粉を入れる器具はportafilterです。底なしはbottomless portafilterです。
グループヘッドとタンパー
湯が出る部分はgroup head、粉を押し固める器具はtamper、動作はtampingです。
スチームワンドとノックボックス
ミルクを温める管はsteam wand、使用済みの粉を落とす容器はknock boxです。

コーヒーの味を表す英語
酸味・苦味・甘味
爽やかな酸味はacidity、不快な酸っぱさはsourness、苦味はbitterness、甘味はsweetnessです。
コクと口当たり
口の中で感じる重さはbodyです。軽いならlight-bodied、厚みがあるならfull-bodiedと表現します。
後味とバランス
後味はaftertasteまたはfinish、味の調和はbalanceです。well-balancedでバランスがよいと伝えられます。

香りや風味を表す英語
香りと風味
鼻で感じる香りはaroma、味と香りを含む総合的な印象はflavorです。英国式ではflavourとも綴ります。
果実・花・ナッツ
fruityは果実、floralは花、nuttyはナッツを思わせる風味です。実際に材料が入る意味とは限りません。
チョコレートとスモーキー
chocolateyはチョコレートのような風味、smokyは煙を思わせる風味です。burntは好ましくない焦げ味を表すことがあります。

口当たりを表す英語
軽い・重い口当たり
軽い口当たりはlight-bodied、厚みのある口当たりはfull-bodiedです。味の濃さとは別の感覚です。
なめらか・クリーミー
なめらかはsmooth、クリームのような質感はcreamyです。『smooth and easy to drink』で飲みやすさを表せます。
すっきり感と渋味
雑味が少なく明瞭な印象はclean、口が乾くような渋味はastringencyです。

コーヒーの評価やテイスティング用語
カッピングとスプーン
一定の方法で評価する作業はcupping、専用スプーンはcupping spoonです。
香りを確認してすする
香りを評価することはevaluate the aroma、勢いよくすする動作はslurpです。
評価点と欠点
評価点はcupping score、品質上の欠点はdefect、問題のある豆はdefective beanと表現します。
実際の豆を見分けるポイントは、欠点豆の種類と見分け方で紹介しています。
コーヒー用語と味の理解に役立つ商品を探す
書籍や教材は発行年と収録範囲を、器具はサイズ、付属品、対応する抽出方法を確認してください。

保存や鮮度に関する英語
新鮮さと密閉容器
新鮮さはfreshness、焙煎したてはfreshly roasted、密閉容器はairtight containerです。
容器の種類や使い方は、コーヒー豆の保存容器の選び方も参考にしてください。
保存場所
冷暗所はa cool, dark place、涼しく乾燥した場所はa cool, dry placeです。商品表示を優先してください。
賞味期限と開封後
賞味期限はbest-before date、開封後はafter openingです。use-by dateとは意味が異なります。

英語の商品パッケージでよく見る表現
豆のままか粉か
whole beanは豆のまま、groundまたはpre-groundは挽いた状態です。ミルがない場合は表示を確認しましょう。
焙煎日と賞味期限
roasted onは焙煎日、best beforeは品質期限の目安です。数字の日付は国により月日順が異なります。
風味・推奨抽出・保存
notes ofは風味の印象、recommended brew methodは推奨抽出法、store in a cool, dry placeは保存方法です。

日本語と英語で意味がずれやすいコーヒー用語
ハンドドリップとアイスコーヒー
ハンドドリップはpour-over、アイスコーヒーはiced coffeeと表現すると自然です。
アメリカンとAmericano
日本のアメリカンコーヒーと、エスプレッソに湯を加えるAmericanoは作り方が異なります。
コーヒーフレッシュとストレート
コーヒーフレッシュはcoffee creamerです。単一産地を指すストレートコーヒーはsingle-origin coffeeと言い換えます。

英語でコーヒーの好みを伝える例文
酸味や苦味の好み
酸味控えめは『coffee with low acidity』、深煎りで力強い味なら『bold, dark-roasted coffee』と伝えます。
フルーティーな豆を探す
『I’m looking for a fruity coffee.』で果実のような風味を探していると伝えられます。
おすすめと抽出方法を尋ねる
『Which beans do you recommend?』『How do you recommend brewing this?』で豆と抽出方法を尋ねられます。

海外のカフェで役立つ英語フレーズ
おすすめや人気商品を聞く
『What do you recommend?』『What is your most popular coffee?』でおすすめや人気商品を尋ねます。
味や豆の購入を尋ねる
『What does this coffee taste like?』『Do you sell these beans?』で味や豆の販売を確認できます。
挽き方と支払いを確認する
『Could you grind the beans for me?』で挽きを依頼し、『Can I pay by card?』でカード払いを確認します。

コーヒー用語の英語に関するよくある質問
「coffee」は数えられる?
飲み物全般では数えない名詞ですが、注文の一杯を示す場合はa coffeeやtwo coffeesと数えることがあります。
「brew」と「drip」の違いは?
brewは抽出全般、dripは滴下やドリップ方式を示します。手で淹れる方式はpour-overが自然です。
「beans」と「grounds」の違いは?
beansは豆、groundsは挽いた粉や抽出後のかすです。抽出前を明確にするならground coffeeを使います。
発音が通じないときは?
メニューを指して『This one, please.』と伝え、サイズや温度を短い言葉に分けると通じやすくなります。

まとめ|コーヒー用語を英語で覚えて注文や抽出に役立てよう
基本語から覚える
coffee beans、ground coffee、brew、grindなど、よく使う単語を組み合わせで覚えましょう。
味と注文は具体的に伝える
fruity、low acidity、full-bodiedなどを使い、注文はサイズ、温度、メニューを短く伝えます。
和製英語と地域差に注意する
pour-overやiced coffeeなど自然な表現を使い、分からないレシピは店員へ確認してください。

