ネスプレッソを使おうとしたときに、ポンプ音はするのに水が出ない、お湯が少ししか出ない、抽出が途中で止まるといった症状が出ることがあります。

# ネスプレッソの空気抜きとは?水が出ないときの確認ポイントと対処法

ネスプレッソを使おうとしたときに、ポンプ音はするのに水が出ない、お湯が少ししか出ない、抽出が途中で止まるといった症状が出ることがあります。このようなとき、原因のひとつとして考えられるのが、給水経路に空気が入っている状態です。

ネスプレッソは水タンクから水を吸い上げ、内部で加熱して抽出する仕組みです。その途中に空気が入り込むと、ポンプがうまく水を送れず、水やお湯が出にくくなることがあります。これを改善するために行うのが「空気抜き」です。

この記事では、ネスプレッソの空気抜きとは何か、どんな症状のときに必要なのか、空気が入る原因、空気抜きの前に確認すること、基本的な空気抜き方法までをわかりやすく解説します。水が出ないからといってすぐに故障と決めつけず、まずは落ち着いて確認していきましょう。

目次 [ close ]
  1. ネスプレッソの空気抜きとは何か
    1. 給水経路に入った空気を抜く作業
    2. 水が出ない・抽出できないときに必要になる
    3. 故障と空気混入の違いを見分ける
  2. 空気抜きが必要になる主な症状
    1. ポンプ音はするのに水が出ない
    2. お湯が途切れる・少ししか出ない
    3. 抽出量が不安定になる
  3. 空気が入る原因
    1. 水タンクを空にしたまま動かした
    2. 長期間使っていなかった
    3. タンクのセット不良や給水不足
  4. 空気抜きの前に確認すること
    1. 水タンクに十分な水を入れる
    2. タンクが正しくはまっているか確認する
    3. カプセルを取り出しておく
  5. ネスプレッソの基本的な空気抜き方法
    1. カプセルなしで湯通しする
    2. 数回に分けて抽出ボタンを押す
    3. お湯が出始めたら安定するまで続ける
  6. 空気抜きしても水が出ないとき
    1. タンク接続部や抽出口を掃除する
    2. 除石灰を行う
    3. リセットやサポート相談を検討する
  7. 機種別に見る空気抜きのポイント
    1. オリジナルラインの場合
    2. ヴァーチュオの場合
    3. ラティシマなどミルク機能付きの場合
  8. 空気抜きでやってはいけないこと
    1. 水なしで何度も動かさない
    2. 長時間連続でポンプを回さない
    3. 本体を分解して直そうとしない
  9. 空気抜き後に確認したいこと
    1. お湯の出方が安定しているか
    2. 抽出量が戻っているか
    3. 異音や水漏れがないか
  10. ネスプレッソの空気抜きを防ぐ日常ケア
    1. 水切れ前に補充する
    2. 定期的に湯通しする
    3. 長期間使わない前後に洗浄する

ネスプレッソの空気抜きとは何か

給水経路に入った空気を抜く作業

ネスプレッソの空気抜きとは、水タンクから本体内部へ水を送る経路に入った空気を抜き、水が正常に流れる状態へ戻す作業です。給水経路に空気が入ると、ポンプが動いていても水をうまく吸い上げられないことがあります。

この状態では、ボタンを押してもお湯が出ない、抽出が始まらない、ポンプ音だけがする、といった症状が出やすくなります。見た目には本体が故障したように感じますが、空気が抜けると通常どおり使えるようになる場合があります。

空気抜きは、分解や特別な工具を使う作業ではありません。基本的には水タンクを正しくセットし、カプセルを入れずに湯通しを行うことで改善を目指します。

水が出ない・抽出できないときに必要になる

空気抜きは、ネスプレッソで水が出ないときや、抽出できないときに必要になることがあります。特に、ポンプ音はしているのに水やお湯が出てこない場合は、給水経路に空気が入っている可能性があります。

水タンクを空にしたまま動かしたあとや、長期間使っていなかったあとに起こりやすい症状です。水は入っているのに吸い上げられない場合、ポンプが空気を噛んでいる状態になっていることがあります。

ただし、水が出ない原因は空気だけではありません。タンクのセット不良、抽出口の詰まり、水あか、内部故障なども考えられるため、空気抜きだけで判断しないことが大切です。

故障と空気混入の違いを見分ける

空気混入による不具合と故障は、症状が似ていることがあります。ポンプ音がしているのに水が出ない場合は、空気が入っている可能性がありますが、ポンプ音がまったくしない、電源が不安定、焦げ臭いにおいがする場合は、故障の可能性もあります。

空気混入の場合は、水タンクを正しくセットし、何度か湯通しを行うことで改善することがあります。少しずつ水が出始める、音が通常に近づく、お湯の量が安定してくるなら、空気が抜けてきているサインです。

一方で、何度試してもまったく水が出ない、水漏れや異音がある、ランプの点滅が消えない場合は、無理に使い続けずサポートへの相談を検討しましょう。

焙煎機と焙煎されたコーヒー豆のイラスト

空気抜きが必要になる主な症状

ポンプ音はするのに水が出ない

空気抜きが必要な症状として多いのが、ポンプ音はするのに水が出ない状態です。ボタンを押すと本体内部で動作音はするのに、抽出口からお湯もコーヒーも出てこない場合、給水がうまくできていない可能性があります。

水タンクに水が入っていて、正しくセットされているのに水が出ない場合は、内部に空気が入っていることがあります。このとき、ポンプが空回りしているような軽い音に聞こえることもあります。

まずはカプセルを入れずに湯通しを試し、水が流れ始めるか確認します。少しずつでも水が出てくれば、空気抜きで改善する可能性があります。

お湯が途切れる・少ししか出ない

お湯が出るものの途中で途切れる、少ししか出ない場合も、空気が給水経路に残っている可能性があります。抽出の途中で水の流れが不安定になると、カップに入る量が少なくなったり、味が薄くなったりします。

この症状は、タンクの水が少ないときや、タンクの接続が不安定なときにも起こります。まずは水を十分に入れ、タンクをしっかりセットしてから、カプセルなしで湯通しを行いましょう。

湯通しを数回行ううちに、お湯の出方が安定してくる場合があります。反対に、何度試しても出方が弱いままなら、詰まりや水あかも疑う必要があります。

抽出量が不安定になる

同じボタンを押しているのに、抽出量が毎回違う場合も、空気混入が関係していることがあります。内部に空気が残っていると、水の流れが安定せず、抽出量にばらつきが出やすくなります。

抽出量が少ない、途中で止まる、出始めが遅いといった症状が続く場合は、給水経路の状態を確認しましょう。タンクの水量、接続部、抽出口の汚れもあわせて見ておくと原因を切り分けやすくなります。

空気抜きで流れが安定すれば、抽出量も戻ることがあります。それでも改善しない場合は、除石灰やリセット、サポートへの相談も検討します。

ハンドドリップでコーヒーを淹れるイラスト

空気が入る原因

水タンクを空にしたまま動かした

ネスプレッソの給水経路に空気が入る原因として多いのが、水タンクを空にしたまま動かしてしまうことです。抽出中に水がなくなると、ポンプが水の代わりに空気を吸い込み、内部に空気が残ることがあります。

この状態になると、あとから水を補充しても、すぐには水を吸い上げられない場合があります。ポンプ音はしているのに水が出ない、という症状が出やすくなります。

水切れに気づいたら、まず十分な水を入れ、タンクを正しくセットし直します。その後、カプセルを入れずに湯通しを行い、内部の空気を抜いていきましょう。

長期間使っていなかった

長期間ネスプレッソを使っていなかった場合も、空気抜きが必要になることがあります。内部の水が抜けたり、給水経路に空気が入り込んだりして、久しぶりに使ったときに水が出にくくなることがあります。

特に数週間から数か月使っていなかった場合は、最初にコーヒーを抽出する前に、カプセルなしで湯通しするのがおすすめです。古い水やにおいを流す意味でも役立ちます。

久しぶりの使用で水が出ない場合は、故障と決めつける前に、水タンクの洗浄、十分な給水、湯通しを試してみましょう。

タンクのセット不良や給水不足

水タンクが正しくセットされていない場合や、水の量が少ない場合も、空気を吸い込みやすくなります。タンクが少し浮いている、接続部分がずれている、吸い上げ口まで水が届いていないと、給水が不安定になります。

タンクを一度外し、水を十分に入れてから、まっすぐ差し込みます。接続部に汚れや水あかがある場合は、やわらかい布で拭き取るとよいでしょう。

給水不足のまま使い続けると、空気混入だけでなく、ポンプへの負担にもつながります。水量とタンクのセット状態は、空気抜き前に必ず確認しておきたいポイントです。

コーヒーを手に街を歩くイラスト

空気抜きの前に確認すること

水タンクに十分な水を入れる

空気抜きを行う前に、まず水タンクに十分な水を入れます。水が少ないまま操作すると、再び空気を吸い込んでしまう可能性があります。

タンクの水位を確認し、抽出や湯通しに十分な量を入れておきましょう。少量だけ水が残っている状態では、吸い上げ口に水が届かない場合があります。

また、古い水が入っている場合は入れ替えます。清潔な水で湯通しすることで、内部の状態も整えやすくなります。

タンクが正しくはまっているか確認する

水が十分に入っていても、タンクが正しくはまっていないと空気抜きはうまくいきません。タンクが斜めになっていたり、奥まで差し込まれていなかったりすると、給水できないことがあります。

一度タンクを外し、接続部分を確認してから、まっすぐ取り付け直します。タンクの底や本体側の接続部に汚れがある場合は、軽く拭き取っておきましょう。

タンクを付け直したあと、軽く動かして浮きやぐらつきがないか確認します。しっかり固定されていれば、空気抜きの準備が整いやすくなります。

カプセルを取り出しておく

空気抜きを行うときは、カプセルを入れない状態で操作するのが基本です。カプセルが入ったままだと、抽出経路の確認がしにくく、詰まりやカプセル不良との区別がつきにくくなります。

使用済みカプセルが残っている場合は取り出し、カプセルコンテナも確認します。カプセルホルダー周辺に粉や汚れがあれば、手の届く範囲で拭き取ります。

カプセルなしで湯通しを行えば、水やお湯が出るかどうかを直接確認できます。お湯が出れば、カプセル側の問題か、軽い空気混入だった可能性があります。

カフェでコーヒーと仕事を楽しむイラスト

ネスプレッソの基本的な空気抜き方法

カプセルなしで湯通しする

ネスプレッソの空気抜きは、まずカプセルを入れずに湯通しを行うことから始めます。水タンクに十分な水を入れ、正しくセットしたうえで、抽出ボタンを押します。

このとき、最初はポンプ音だけがして水が出ないことがあります。少し待つと、内部の空気が抜けて、水やお湯が出始める場合があります。

カプセルなしで行うことで、カプセルの詰まりや不良に影響されず、給水経路の状態を確認できます。空気抜きの基本として、まず試したい方法です。

数回に分けて抽出ボタンを押す

一度の操作で水が出ない場合は、数回に分けて抽出ボタンを押してみます。ただし、長時間連続でポンプを動かすのではなく、短く試して少し休ませるようにします。

数回の湯通しで少しずつ水が出始める場合は、内部の空気が抜けてきている可能性があります。最初は途切れ途切れでも、徐々に出方が安定することがあります。

まったく変化がない場合は、水タンクのセット、抽出口の詰まり、除石灰不足など、別の原因も考えましょう。無理に何度も続けるのは避けることが大切です。

お湯が出始めたら安定するまで続ける

お湯が出始めたら、すぐに終わらせず、出方が安定するまで湯通しを続けます。最初は空気が混ざって途切れたり、音が不安定だったりすることがあります。

お湯が一定の勢いで出るようになり、ポンプ音も通常に近づけば、空気が抜けてきたサインです。その後、カプセルを入れて通常の抽出を試します。

抽出量が戻り、味や出方に大きな違和感がなければ、空気抜きは完了と考えられます。まだ不安定な場合は、清掃や除石灰もあわせて検討しましょう。

コーヒー市場で豆を選ぶイラスト

空気抜きしても水が出ないとき

タンク接続部や抽出口を掃除する

空気抜きを試しても水が出ない場合は、給水経路に空気が入っているだけでなく、タンク接続部や抽出口に汚れがたまっている可能性があります。水タンクの底や本体側の接続部分に水あか、ぬめり、細かな異物があると、水をうまく吸い上げられません。

一度タンクを外し、接続部をやわらかい布で拭き取ります。抽出口まわりも、コーヒーの油分や粉が固まっていないか確認し、手の届く範囲でやさしく掃除しましょう。

掃除後は、カプセルを入れずに湯通しを行います。少しでも水が出るようになれば、汚れや軽い詰まりが原因だった可能性があります。硬いものを差し込んだり、無理に内部をこすったりするのは避けましょう。

除石灰を行う

空気抜きや簡単な掃除をしても水の出方が悪い場合は、内部に水あかがたまっている可能性があります。水道水に含まれるミネラル分が蓄積すると、お湯の通り道が狭くなり、水が出にくくなることがあります。

除石灰は、内部の水あかを取り除くためのメンテナンスです。抽出量が少ない、出方が弱い、湯通ししても改善しないといった症状がある場合は、除石灰を行うタイミングかもしれません。

除石灰を行うときは、機種ごとの手順に従い、最後のすすぎまで完了させます。途中で止めると点滅が続いたり、通常の抽出状態に戻らなかったりすることがあるため注意しましょう。

リセットやサポート相談を検討する

空気抜き、掃除、除石灰を行っても水が出ない場合は、一時的なエラーや内部の不具合が関係している可能性があります。機種によっては、リセット操作で状態が戻ることがあります。

ただし、リセット方法は機種によって異なります。説明書や公式サポートの手順を確認し、自己流で長押しやボタン操作を繰り返さないようにしましょう。

それでも改善しない場合や、異音、水漏れ、焦げ臭さがある場合は、無理に使い続けずサポートに相談します。症状が出るタイミングやランプ表示、試した対処をメモしておくと、問い合わせがスムーズです。

カウンターでハンドドリップするイラスト

機種別に見る空気抜きのポイント

オリジナルラインの場合

オリジナルラインのネスプレッソで空気抜きを行う場合は、まず水タンクを正しくセットし、カプセルを入れずに湯通しを試します。エスプレッソボタンやルンゴボタンが点灯している状態で操作し、お湯が出るか確認します。

ポンプ音だけがして水が出ない場合は、数回に分けて湯通しを行います。途中で少しずつお湯が出始めたら、出方が安定するまで続けましょう。

ボタンが点滅している場合は、予熱中や除石灰モードなど、別の状態になっていることもあります。通常の操作で改善しないときは、機種ごとの説明書でランプ表示を確認することが大切です。

ヴァーチュオの場合

ヴァーチュオで空気抜きを試す場合は、カプセルを入れずにヘッドを閉じ、水タンクをしっかりセットしてから操作します。ヴァーチュオはランプの色や点滅パターンで状態を知らせる機種があるため、表示にも注意しましょう。

カプセルの読み取りやヘッドのロックが関係して動作しない場合もあります。空気抜きの前に、ヘッド部分が正しく閉まっているか、汚れがないかを確認しておくと安心です。

水が出ない症状が続く場合は、空気混入だけでなく、洗浄モードや除石灰、エラー表示が関係していることもあります。機種ごとの手順を確認しながら進めましょう。

ラティシマなどミルク機能付きの場合

ラティシマなどのミルク機能付きモデルでは、コーヒー抽出部だけでなく、ミルクタンクやスチーム系統の状態も確認が必要です。水が出ない症状が、コーヒー抽出時だけなのか、ミルクメニューでも起こるのかを分けて見ます。

ミルクユニットが正しく取り付けられていない、洗浄が必要な状態になっていると、動作が制限されることがあります。ミルクメニューを使ったあとに不調が出た場合は、ミルクノズルやタンク周辺の洗浄も確認しましょう。

空気抜きを行うときは、まずコーヒー抽出側でカプセルなしの湯通しを試します。それでも改善しない場合は、ミルクユニットの清掃や機種ごとのリセット手順も確認します。

山あいのコーヒー農園と生産者のイラスト

空気抜きでやってはいけないこと

水なしで何度も動かさない

空気抜きのつもりで、水タンクが空のまま何度も抽出ボタンを押すのは避けましょう。水がない状態でポンプを動かすと、さらに空気を吸い込むだけでなく、本体に負担がかかることがあります。

水が出ないときほど焦って何度も操作したくなりますが、まずはタンクに十分な水が入っているかを確認します。水位が低い場合は補充し、タンクを正しくセットしてから試しましょう。

水なし運転を繰り返すと、故障につながる可能性もあります。空気抜きは、必ず十分な水を入れた状態で行うことが大切です。

長時間連続でポンプを回さない

水が出ない状態で、長時間連続してポンプを回すのも避けたい操作です。ポンプ音がしているのに水が出ない場合、内部で空回りに近い状態になっていることがあります。

空気抜きは、短く操作して少し休ませるように行います。数回試してもまったく変化がない場合は、別の原因を疑いましょう。

無理に続けるより、水タンク、接続部、抽出口、除石灰の必要性を確認したほうが安全です。本体への負担を減らすためにも、連続運転は控えましょう。

本体を分解して直そうとしない

水が出ないからといって、本体を分解して内部を触るのは危険です。ネスプレッソの内部には電気部品や加熱部分があり、誤って触ると故障やけがの原因になります。

家庭でできる確認は、水タンク、カプセルホルダー、抽出口、取り外し可能な部品の清掃までです。説明書にない分解や内部修理は行わないようにしましょう。

保証期間内の製品を分解すると、保証対象外になる可能性もあります。空気抜きや清掃で改善しない場合は、無理に分解せず、サポートへ相談するのが安心です。

焙煎士がコーヒー豆を焙煎するイラスト

空気抜き後に確認したいこと

お湯の出方が安定しているか

空気抜きのあとには、お湯の出方が安定しているか確認します。お湯が一定の勢いで出るか、途中で途切れないか、抽出口からまっすぐ出ているかを見ると、状態を判断しやすくなります。

最初は空気が混ざって出方が不安定でも、湯通しを続けるうちに安定してくることがあります。出方が安定すれば、給水経路の空気が抜けた可能性があります。

反対に、空気抜き後も水が細くしか出ない、途中で止まる、ポンプ音が不自然な場合は、詰まりや水あか、内部不具合も考えられます。

抽出量が戻っているか

空気抜き後は、通常の抽出量に戻っているかも確認します。カプセルなしで湯通ししたあと、問題なければカプセルを入れて抽出し、いつもの量が出るか見てみましょう。

抽出量が少ないままの場合は、まだ空気が残っているか、内部の流れが悪くなっている可能性があります。湯通しを数回行っても改善しない場合は、除石灰を検討します。

抽出量が安定していれば、空気抜きは成功と考えられます。味が薄い、出方が遅いなどの違和感が残る場合は、カプセルや抽出口周辺も確認しましょう。

異音や水漏れがないか

空気抜き後は、異音や水漏れがないかも確認します。通常と違う大きな音、空回りするような音、振動が強い状態が続く場合は、まだ給水が安定していない可能性があります。

本体下や水タンクまわり、抽出口周辺に水が漏れていないかも見ておきましょう。水漏れがある場合は、タンクのセット不良や内部の不具合が関係していることがあります。

異音や水漏れがあるまま使い続けるのは避けます。空気抜きで改善しない症状が残る場合は、無理に使用せずサポートへ相談しましょう。

コーヒーカップを持ってカフェを歩くイラスト

ネスプレッソの空気抜きを防ぐ日常ケア

水切れ前に補充する

ネスプレッソの空気混入を防ぐには、水タンクを空にしないことが大切です。抽出中に水切れを起こすと、ポンプが空気を吸い込み、水が出にくくなることがあります。

使用前にタンクの水量を確認し、少ない場合は早めに補充しましょう。特に複数杯を続けて抽出するときは、途中で水が足りなくならないように注意します。

水切れ前に補充する習慣をつけるだけでも、空気抜きが必要になるトラブルを減らしやすくなります。

定期的に湯通しする

定期的な湯通しも、空気抜きトラブルの予防に役立ちます。カプセルを入れずにお湯を通すことで、内部の流れを確認でき、軽い汚れや空気の残りを流しやすくなります。

しばらく使っていなかったあとや、抽出の出方が弱いと感じたときは、コーヒーを淹れる前に湯通しをしておくと安心です。抽出口の汚れやにおい残りの予防にもなります。

お湯の出方を日常的に見ておくと、不調にも早く気づけます。小さな変化を放置しないことが、安定した抽出につながります。

長期間使わない前後に洗浄する

ネスプレッソを長期間使わない場合は、保管前後の洗浄も大切です。使わない間に内部の水が抜けたり、においや汚れが残ったりすると、再使用時に水が出にくくなることがあります。

しばらく使わない前には、カプセルコンテナや水タンクを空にし、取り外せる部品を清潔にしておきます。再び使うときは、新しい水を入れ、カプセルなしで湯通ししてから抽出しましょう。

長期間放置したあとの不調は、空気抜きや湯通しで改善することがあります。日常の小さなケアを続けることで、ネスプレッソをより安定して使いやすくなります。

コーヒー豆と温かいコーヒーカップのイラスト