フレンチプレスの手入れは、安全に冷ます→粉を排水口へ流さず回収→製品説明に沿って分解→洗浄→完全に乾燥→正しく組み立てるの順にすると迷いにくくなります。分解範囲や食器洗い乾燥機への対応は製品ごとに違うため、一般論ではなく手元の型番を確認してください。

毎回の洗い方は6段階

  1. 冷ます:抽出直後のガラス、金属、粉、飲み残しは熱いので、素手で安全に扱える状態まで待ちます。共通の待ち時間は決めず、製品説明を優先します。
  2. 液体と粉を分ける:飲み残しを捨て、粉は細かな目の茶こし、別のペーパーフィルター、廃棄用容器などで受けます。粉を排水口へ直接流しません。
  3. 説明書に沿って分解:プランジャーを本体から外します。フィルターを分ける場合は、説明書で外せる範囲と部品順を確認します。
  4. 洗う:やわらかいスポンジやブラシと、製品が指定する洗剤・水温で本体、ふた、プランジャー、フィルターを洗います。
  5. すすいで乾かす:フィルターの重なりと接続部に洗剤や水分を残さず、部品を分けた状態で乾かします。
  6. 組み立てる:完全に乾いてから、記録した順序または説明書の図どおりに戻し、傾き・緩みがないか確認します。

粉を排水口へ流さず回収する方法

  1. プランジャーをゆっくり外し、残った液体だけを別容器へ注ぎます。
  2. 容器に残る粉を、シリコン製など容器を傷つけにくいヘラで集めます。
  3. 細かな茶こしやペーパーフィルターを受け皿の上へ置き、少量の水で残りを移す場合は、粉をそこで捕集します。
  4. 水分を落とし、地域の分別方法に従って処分します。詳しい切り分けはコーヒーかすの水切りで確認できます。

熱いガラスへ急に冷水をかけたり、金属製スプーンで粉をかき出したりすると、破損や傷の原因になります。力を入れず、冷却後に扱います。

実在製品で確認できる条件

製品・型番 材質・構成 公式の洗浄案内 一般化できない点
BODUM BRAZIL 8 cup 1.0L
10938-913J
ホウケイ酸ガラス、本体・ハンドル・ふたはBPAフリープラスチック、ステンレス製プランジャー 使用後は洗剤とぬるま湯、または食器洗浄機/乾燥機。しっかり乾燥 この対応を他社品、木製部品、二重構造、旧型へ当てはめない

上表は2026年10月12日にBODUM日本の商品ページで確認した一製品の情報です。ガラス製フレンチプレスすべてが食洗機対応という意味ではありません。型番が違えば、食洗機・乾燥機の可否、外せる部品、交換部品も確認し直します。

毎回の手入れと追加清掃を分ける

場面 確認・作業 注意点
使用のたび 粉を回収し、本体・ふた・プランジャーを製品表示どおりに洗い、乾燥 粉と洗剤を残さない
フィルターの動きが重い/汚れが見える 説明書で外せる範囲を確認し、部品順を記録して洗う 無理に曲げない。鋭利な縁に注意
油膜・においが残る まず通常の中性洗剤洗浄をやり直す。改善しなければメーカーへ適合する手入れを確認 重曹・漂白剤・酸性洗剤の濃度や時間を自己流で作らない
ひび、欠け、変形 使用を中止し、交換部品または本体交換を確認 接着剤等で飲料用に戻さない

素材ごとの注意

ガラス

急激な温度差、金属たわし、硬い器具との衝突を避けます。縁・底にひびや欠けがあれば使用しません。

ステンレスとフィルター

細かな網を変形させないよう、やわらかいブラシで目に沿って洗います。分解できるか、部品を食洗機へ入れられるかは説明書で確認します。

プラスチック・木・塗装部品

耐熱温度、食洗機、乾燥機、つけ置きの可否が異なります。ガラスやステンレスの条件を流用しません。

乾燥と組み立て

洗浄後は、部品同士が重ならないように水を切り、風通しのよい安定した場所で乾かします。濡れたままふたを閉めたり、フィルターを重ねて収納したりしません。乾燥の詳しい考え方は水分を切る記事、回収したかすを残す場合はコーヒーかすの保存を参照してください。洗浄部品と再利用するかすは別に扱います。

よくある質問

フィルターは毎回すべて分解しますか?

製品説明に従います。毎回外す部品と、追加清掃時だけ外す部品があるため、自己判断で固定部まで分解しません。

重曹や漂白剤を使えますか?

製品の材質とメーカー案内で確認できる場合だけ使います。この記事では濃度やつけ置き時間を一律に示しません。

食器洗い乾燥機へ入れられますか?

BODUM BRAZIL 10938-913Jは公式ページで対応を確認できますが、他製品へ一般化できません。型番ごとの表示と食洗機側の説明書を確認してください。

確認した公式資料

まとめ

安全に冷まして粉を回収し、説明書の範囲だけ分解して洗い、完全に乾かしてから組み立てます。食洗機対応や洗剤は型番ごとに確認し、一製品の条件を他製品へ広げないことが重要です。